大阪大学大学院 理学研究科 化学専攻

産業科学研究所

半導体材料・プロセス研究室

メンバー

  • 小林 光(教授)
  • 松本 健俊(准教授)
  • 今村 健太郎(准教授)
  • 長谷川 丈二(助教)

問い合わせ

  • e-mail:
  • web page: http://www.sanken.osaka-u.ac.jp/labs/fcm/index.html

研究概要

  1. シリコン表面の反射率低減と結晶シリコン太陽電池の高効率化
  2. 新規化学プロセスによるシリコン欠陥消滅と太陽電池の高効率化
  3. シリコンナノパーティクルを用いる太陽電池
  4. 液晶ディスプレイとLSIに関する材料研究
  5. シリコン表面・界面の分光学的研究

本研究室では、現在社会が抱える最も深刻な問題であるエネルギー問題と地球環境問題の根本的な解決を目指した研究を行っています。特に、現在市販されている太陽電池の85%を占める結晶シリコン太陽電池の変換効率を向上させる研究を行っています。この目的のために、化学的転写法を開発し、反射率が極低のシリコン表面を形成する方法や、シリコンの欠陥を消滅させ電子とホールの再結合を防止できる化学的手法を開発しています。さらに、シリコンナノパーティクルを形成して、それを用いて高効率かつ低コストの太陽電池を創製する研究を行っています。化学的手法を駆使して材料創製を行い、その物性を観測し、太陽電池や液晶ディスプレイを高性能化する一連の研究を行っています。

PAGETOP