(5)学生受け入れ方針(アドミッションポリシー)
高分子科学は化学や物理学を基礎とし、生物学にも深く関係する学問である。そのため博士前期課程に入学するためには化学、物理学、生物学の基礎を習得していることが望まる。また、高分子科学専攻では高分子科学教育・研究の分野において国際感覚を有し、中心となって貢献できる人材や産業界において最先端技術の基礎となる基礎高分子科学を担う高度な専門技術者の育成を目的としているため、外国語の素養があること、また高分子科学の基礎を理解していることが望まれる。博士後期課程では独立して高分子科学に関する研究を遂行できる能力や指導力を身につけることを目標としている。そのために高分子科学に高い関心をもち、高分子科学に関する研究に意欲的な学生を望まれている。
学部で優れた能力を示した学生は学部の3年生から大学院への特別進学が可能である。さらに、優れた学生は博士前期課程1年修了後、後期課程へと進学することが可能である(専攻内飛び級)。また、博士後期課程においては社会人を対象に、在職したままでの入学を認めている。
高分子科学専攻には基幹講座として7研究室、および協力講座として2研究室の合わせて9研究室があり、大学院生は研究室に属して博士前期課程ではセミナーを後期課程では特別セミナーを受講することになる。各研究室の研究内容は“専攻案内”やホームページを通して知ることができる。