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CDを用いた超分子触媒の構築 |
CDを用いた超分子触媒 | 球状CDを用いた超分子触媒 | ||
修飾CDを用いた超分子触媒 | CDダイマーによるラクトンの重合 | ||
ロタキサンを用いた超分子触媒 | CD-Ruホスフィン触媒によるメタセシス重合 |
CDに光異性化が可能な置換基を導入し、置換基の構造変化によりモノマーの包接を制御することによって重合活性の制御を試みました。置換基である桂皮酸がトランス体の場合、CDはラクトンに対して重合活性を示したのに対し、桂皮酸がシス体の場合、重合活性は大きく抑制されました。これはCDの空孔をシス体の桂皮酸が立体障害となり、モノマーの進入・包接を阻害した為と考えられます。
Osaki, M.; Takashima, Y.; Yamaguchi, H.; Harada, A.
"Switching of Polymerization Activity of Cinnamoyl-alpha-Cyclodextrin"
Org. Biomol. Chem. 2009, 7, 1646 - 1651.