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CDを用いた超分子触媒の構築 |
CDを用いた超分子触媒の構築 | 球状CDを用いた超分子触媒 | ||
修飾CDを用いた超分子触媒 | CDダイマーによるラクトンの重合 | ||
ロタキサンを用いた超分子触媒 | CD-Ruホスフィン触媒によるメタセシス重合 |
ウイルスの表面は特異的な分子認識部位をもち、球状多層構造を形成している。CDを用いて球状構造を形成できれば、球状分子表面にて重合が行えるのではないかと考え、研究に取り組みました。金ナノ粒子を鋳型にしてCDを修飾し、その後、内部の金ナノ粒子をヨウ素にて溶かし、ジスルフィド結合を形成することにより球状分子を構築しました。金ナノ粒子をコアに有する球状分子はラクトンに対して重合活性を有しませんが、内部が空洞のCD球状分子はラクトンに対する重合活性がある事がわかりました。さらに球状分子表面に生成したポリマー鎖をポリロタキサン構造にすることにより、さらに重合が行える事が明らかと成りました。