旧小田研究室の紹介
小田研究室では構造有機化学を研究しています。有機化学という言葉はもともとは「生物由来の分子に関する化学」という意味でしたが、現在では「炭素を中心とした分子に関する化学」という意味で用いられています。有機化合物の物性は主にパイ電子に由来するため当研究室では拡張パイ共役系分子を合成し、その物性を研究しています(詳しくは研究紹介の欄を参照して下さい)。一時期は職員・学生併せて20人を超える大所帯でしたが、2005年3月に小田先生が退官されたことに伴い、現在(2006年10月)は職員3人、学生8人といういささか物寂しい研究室となっています(もっとも、実験台や、各種装置をかなり自由に使えたりという利点(?)もなきにしもあらずです)。2000年の夏に研究室の引っ越しがあり、C棟の2階から新しく建設されたG棟の5階に移りました。G棟は地下1階地上7階建てで、7階からは大阪空港が見えて飛行機の離着陸が見えます。まだまだきれいな建物なのであまり汚さないように気をつけています。研究室ではハイキングや旅行もあり、飲み会もたまにあります(詳しくは年間行事の欄を参照して下さい)。