目 次

構造熱科学研究センターの現況報告  （稲葉 章）

研究室で過ごした日々

• Prof. Shipra Baluja (Letter)
• 藍 孝征 博士 (Letter)

レポート

• 第21回IUPAC化学熱力学国際会議（ICCT-2010）報告
• ICCT-2010特別セッションの報告Special Session in Honor of Prof. S. Seki and Prof. H. Suga
• 第2回構造熱科学国際シンポジウムを開催
• CALCON2010会議報告
• IWAMN2009（ハノイ）に参加して
• 阪大GCOE・ストラスブルグ大学合同シンポジウムに参加
• 2010年合成金属の科学と技術に関する国際会議（International Conference on Science and Technology of Synthetic Metals 2010）に参加して

装置の整備

1. 水溶液を対象としたギブズエネルギーの3次微分量の直接測定の装置
2. トップローディング型希釈冷凍装置と分子研希釈冷凍機との互換性熱測定セルの改良
3. 低温断熱型熱容量測定装置の開発

研究紹介

1. メチル基の部分重水素化で現れる過剰熱容量  —メタノールおよびヨウ化メチルの場合—
2. らせんキラリティーをもつ有機ラジカル結晶DNPNNの熱容量と強磁性相転移
3. 一次元ロジウム(I)—セミキノナト錯体[Rh(3,6-DBSQ-4,5-(MeO)2)(CO)2]の熱容量と磁気および構造相転移
4. 擬一次元ニッケル(III)錯体[RBzPy][NiIII(mnt)2]（R = F，Cl，Br，I，NO2，CN）の熱容量と相転移
5. 液晶物質6O2OCBの相挙動と熱力学関数
6. Polymorphism of [M(NH3)6](XY4)3, where M = Co3+ and Cr3+, and XY4 = BF4− and ClO4−
7. Thermal Behavior of [Al(DMSO)6](NO3)3 and [Sr(DMSO)4(NO3)2]
8. 部分重水素化メチル基の配向秩序化を振動分光で探る — 2,6-ジクロロトルエンの場合 —
9. 棒状シアノビフェニル化合物の末端鎖の分子運動と相挙動
10. 1P-Probing法によるモノカルボン酸ナトリウムの水への影響�T
11. 1P-Probing法によるクエン酸ナトリウムの水への影響
12. ギブズエネルギーの3次微分量で見えた水 —アルコール系の混ざり方 —
13. グラファイト基板を用いた液晶性物質BBOA薄膜のモルフォロジー制御
14. アフリカツメガエル初期発生の結晶成長モデル
15. 分子研希釈冷凍機を用いた熱容量測定装置の開発と有機磁性超伝導体κ-(BETS)2FeCl4の熱容量測定
16. 有機三角格子化合物のスピン液体の熱力学的特徴
17. 天然鉱物ボルボサイトのスピンフラストレーションと基底状態
18. BEDT-TTFとBEDSe-TTF混晶塩の熱容量測定
19. マイクロチップを用いたスピン液体物質の微小単結晶熱測定
20. 圧力下熱測定によるκ-(BEDT-TTF)2Cu(NCS)2の超伝導相に関する研究
21. α-(BEDT-TTF)2MHg(SCN)4（M = K, Rb）の熱容量測定による密度波形成に関する研究
22. 水溶液中で形成される球状タンパク質 — イオン性多糖複合体の構造解析 —
23. 水溶液中でのポリイオンコンプレックス形成の非可逆性
24. 光学活性ポリフルオレン誘導体の相分離溶液中での円二色性誘起

講演発表リスト (2009/2010)

業績リスト (2009/2010)