研究概要

1)柔軟な分子の動きを活かした機能分子の合成
2)環境応答する蛍光プローブと高分子材料開発
3)光照射で流動化する液晶やゲルの開発
4)反芳香族化合物の系統的発光特性評価と希土類様発光色素の創製
5)ポルフィリノイドおよび金属錯体の機能化学

独自の機能分子を設計・合成・材料化し,物質中における機能分子の動きや集合を制御することで,光・電子・力学的な物性を操る。有機分子の開発を基軸に据えつつ,自然科学の理解を深める分子システムや,科学技術を前進させる有機材料の創出を目指す。研究の出口を幅広く捉え,基礎科学と応用技術を両輪として,次世代の科学技術を担う人材を育成する。

有機合成,構造解析,量子化学計算,光吸収や発光の分光解析を日常的に行い,さらに,高分子や液晶の合成,熱物性や力学物性評価(かたさ測定や引張試験),顕微鏡イメージング,データ駆動化学などをテーマに応じて実施する。分子生成AIやソフトロボットなど,異分野の研究者との共同研究を積極的に進める。

研究概要

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