放射線科学基盤機構
粒子ビーム化学研究室
研究概要
- 配向および配列分子ビーム法による表面化学反応立体ダイナミクスの解明
- 赤外分光法・光電子分光法等の表面分光法を用いた金属・半導体表面化学反応の解明
- 放射光施設SPring-8を利用したX線光電子分光による表面化学反応過程の解明
- 固体表面の低次元性にともなう相転移現象とその機構解明
- 合金表面を用いた電子状態のチューニングによる表面化学反応制御
- 超低速イオンビームを用いた新しい二次イオン質量分析法の開発とその応用
当研究室は、最先端の研究教育機器の開発を通じて、ものづくりに根ざした物理化学研究を行っています。 特に独自の先端機器を開発しながら、原子や分子により構成される粒子ビームが固体表面で引き起こす化学反応素過程について研究し、 その制御を目指しています。一方で、粒子ビームを利用したオリジナルの表面分析機器の開発にも取り組んでおり、 幅広い意味での表面科学の諸問題の解決を目指しています。