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3.研究活動
1.高分子科学専攻の組織と運営
3.1 研究課題
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 高分子合成・反応分野は、高分子合成化学及び高分子反応化学研究室に分かれる。高分子合成化学研究室では、重合機構の詳細な研究により高選択的なリビング重合系を見いだし、新しい構造や性質、機能を有する高分子を設計・合成する方法を検討している。高分子反応化学研究室では、高分子配位子によるバイオミネラルの創製や、酸化還元金属酵素の活性部位の構造と反応性の関係をモデル化した新しい高分子錯体の合成を行っている。
 高分子構造・物性・機能論分野は、高分子溶液学高分子機能論高分子物理化学の3研究室からなる。高分子溶液学研究室では、希薄から濃厚までの濃度範囲にわたる高分子溶液物性の統一的理解を行うことを目指して、天然高分子や合成高分子の分子鎖形態・構造および分子内、分子間相互作用を検討している。高分子機能論研究室では、高分子鎖の化学構造と水溶液中における自己組織化様式との相関や自己組織化のダイナミックス機構解明などを物理化学的見地から研究している。高分子物理化学研究室では、様々な高分子およびポリマーアロイの緩和過程の測定を行い、高分子鎖の分子運動と高次構造の外部場による制御を検討している。
 高分子凝集系科学の分野は、高分子固体構造論及び超分子科学研究室からなる。高分子固体構造論研究室では、高分子固体の構造と物性との関わりを分子レベルから理解するために必要な構造情報と分子間相互作用の情報を収集し、それに基づいて物性の理論的予測やシミュレーションを行っている。超分子科学研究室では、シクロデキストリンなどの環状分子が高分子鎖を貫いた超分子構造を形成することを発見し、様々な構造と機能を有する超分子の構築を検討している。

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2.教育活動
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3.研究活動

3.1 研究課題

3.2 研究成果と活動

3.3 研究支援体制
1) 高分子研究所
2) 外部資金導入

3.4 受賞
4.社会活動
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5.課題と展望
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