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5.課題と展望
1.高分子科学専攻の組織と運営
5.2 課題
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1)教官数と教室運営  

 第1章 「専攻の組織運営」 で述べたように、高分子科学専攻は三つの大講座、7研究室から成り立っており、教官数は19人である。1研究室は教授1、助教授および助手が1または2名で構成されている。平成8年の大学院重点化により教授数は5から7に増えたが総定員は変わっていない。高分子科学は高分子合成から高分子物理化学はもとより、生物科学、理論物理学、工業化学まで広い分野にわたっているが、上述の理念を実現するためには、高分子に関する多くの分野の専門家を必要とする。このために教官定員の増加が強く望まれる。幸い高分子科学専攻は蛋白質研究所に二つの協力講座を持ち、生体高分子の構造および物性研究には恵まれている。しかし、その他の分野については連携併任教授の任用や、学内外の研究者との共同研究により研究分野の充実が望まれる。
 高分子科学専攻では専攻長、教務主任、各種委員会の委員を互選で選出し、必要に応じて専攻教授懇談会、専攻教室協議会を開き比較的、円滑な運営を行なっている。教室事務は、現在一人の事務員が3研究室を兼任という形をとっており、教官の事務的用務が増える傾向にある。また非常勤の雇用という形を取っているため事務員の給料を研究費から出しており、研究教育活動を経費の面でも圧迫している。

2.教育活動
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3.研究活動
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4.社会活動
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5.課題と展望

5.1 序

5.2 課題
1) 教官数と教室運営
2) 建物
3) 大学院教育
  4) 大講座制と研究体制
5.3 展望
  1) 教育
2) 研究
3) 社会への貢献