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研究概要

当研究室では、複雑な金属錯体を自在に組み立てる「錯体配位子法」を武器に、美しい構造や特異な機能をもつ金属錯体材料を開発しています。
以下に、最近の研究成果を紹介します。

錯体配位子法とは?

非クーロン力支配型イオン性固体(NCIS)の創製

イオン性固体物質の常識を覆すような全く新しい物質群「非クーロン力支配型イオン性固体(NCIS)」を配位化学をベースとして開発しています。
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水和カリウム超イオン伝導体の開発

水和カリウムイオンが運動種となる超イオン伝導体(K-NCIS)を合成しました。この物質を電解質に用いた全固体カリウム電池やこの物質を反応場にした固体反応を研究中です。
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錯体配位子で保護された金属硫化物クラスターの開発

錯体配位子で保護された硫化銀ナノクラスターを世界で初めて合成しました。錯体配位子で保護することにより、水溶性になり金属置換反応が容易に進行します。
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多価メルカプタン類をもつ金属錯体の開発と物性開拓

多価メルカプタン類を用いた錯体配位子の開発を進めています。単座チオールを用いた場合に比べて、安定性や発光特性に優れた錯体配位子が得られることが期待されます。
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基礎知識

金属錯体とは?