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CDを用いた超分子触媒の構築 |
CDを用いた超分子触媒 | 球状CDを用いた超分子触媒 | ||
修飾CDを用いた超分子触媒 | CDダイマーによるラクトンの重合 | ||
ロタキサンを用いた超分子触媒 | CD-Ruホスフィン触媒によるメタセシス重合 |
前項での修飾CDを用いた超分子触媒重合において、活性種であるCDだけでなく、成長したポリマー鎖のコンフォメーションを制御することも重合反応において重要で、生長するポリマー鎖はほかのCDによって包接されていました。このように、生長反応点となるCDとポリマー鎖を包接するCDの2つのCDが重要であることが判りました。まさにポリロタキサンの形成が重合活性に重要である事が明らかとなりました。
Osaki, M.; Takashima, Y.; Yamaguchi, H.; Harada, A.
"An Artificial Molecular Chaperone: Poly-pseudo-rotaxane with an Extensible Axle"
J. Am. Chem. Soc. 2007, 129(46), 14452-14457.
Harada, A.; Osaki, M.; Takashima, Y.; Yamaguchi, H.
"Ring-Opening Polymerization of Cyclic Esters by Cyclodextrins"
Acc. Chem. Res. 2008, 41(9), 1143-1152.